8mmの歌口のサイズの検証の結果

(SUELABO基準の息使いで正しい音を出すためには)

「穴を大きくすることで音を上げる」か「息づかいを強くすることで音を上げる」のどちらかの方法をとる必要があるとわかりました。

つまり

「穴を大きくすることで音を上げる」と、以前記載した記事(→穴のサイズについて②)のように、息の “シュ~”という雑音が入りやすくなるので音色の質は下がってはしまいます。

 

「息づかいを強くすることで音を上げる」と、以前記載した記事(→前提を決める②)の2に記載したように、高音のド・レ・ミ・ファはかなり強い息を吹き込む必要があります。これでは初心者や女性、お子さんでは正しい音を出すのは困難だと分かりました。

 

一方で、(音色の質について譲歩すれば)息を強く吹けば音はでるため良い点としては『音を出しやすい』と分かりました。

 

 

SUELABOでは、よりよい音を目指すためには歌口のサイズが8mmより小さくすることが望ましいという結論に至りました。

続く。