私たちは実験(歌口のサイズを8mm、7mm、6mmで変えてみる)をする前に結果についてある程度「こうなるんじゃないかなぁ」と想定してました。そしてそれはあながち間違っていなかったのですが、それ以上に分かったことが物凄くたくさんありました。そのことを書いていこうと思います。

 

続きはここから。

 

実験用の約10個のオカリナ/セラリーナの歌口のサイズを8mmにしたにしてみました。

 

 

一律同じように吹いてみて分かったことがあります。良い点は『音を出しやすい』ということ。ですが『音を出しやすい』ということが『音色がよい』ということとは違います。

前回の記事で書きましたが、SUELABOでは『音色の前提(息づかいについての基準)』を決めておりますので楽器の個性に合わせた調律を良しとはしていませんので、歌口のサイズを8mmにした場合、SUELABO基準の息づかい(ピッチ)で吹いた場合「音が全体的に少し低く」なりました。

 

歌口が大きくなると、肺活量に自信のある方向けの楽器になると言えます。

 

つづく