どうして歌口のサイズで『鳴る』オカリナと『吹く』オカリナに分かれるでしょう?
分かりやすいように、オカリナの理想的な息づかいをロウソクの火の揺れ方で例えてみます。
この理想的なロウソクの火の揺れ方にするために『鳴る』オカリナと『吹く』オカリナの2つの種類のオカリナを吹いた場合、歌口サイズの違いがどのように影響するのでしょう?
比較してみました。下のイラストをご覧ください。
イラストの様に歌口のサイズ(長辺)が長く大きくなるほどロウソクまでの距離は遠くなるということです。つまり、理想的なロウソクの火の揺れ方にすためには『鳴る』オカリナと比べて強く息を吹く必要がありますよね。
「吹く」オカリナは歌口のサイズが9mm以上と長く大きいですので強く息を吹くことを前提としています。また、歌口が大きくなればなるほど吹く力はもっともっと必要になります。「吹く力が必要」「息を吹いて音を出す」、正に「吹く」オカリナです。
ご購入を検討する際は歌口のサイズを見てください。歌口のサイズが9mm以上(長辺)あるオカリナは息を強く必要があると思ってくださいね。そのため、男性や息に自信のある方に向いています。逆に息に自信のない方、ご高齢な方に「吹く」オカリナはあまりおすすめできません。
これで、歌口のサイズで『鳴る』オカリナと『吹く』オカリナの違いが生まれる理由が分かっていただけましたか?
つづく