7mmの歌口はSUELABOが演奏する上で基本としているリコーダーの息遣いにとても似ています。この息遣いで演奏できるのであればお子さんや女性の方でも吹きやすいと言えます。

ここらか。

今回は音の伸びや余韻について、「ド」を参考にして書きたいと思います。

8mmサイズの歌口の場合

8mmのサイズの歌口にした場合、正しい音を出すには強く吹く必要がありました。そのため、通常の吹き方をした場合、(下のイラストの様に)音が鳴り始めは「ド」の音より少し低く、伸ばすことで正しい音になります。強く吹かないと音がどんどん下がってしまうので、音の余韻を楽しむためにも息を強く吹く必要があります。

こうした傾向がでるオカリナ・セラリーナですと、(以前の記事で記載しましたが)息を強く吹ける方に向いていると言えるでしょう。

7mmサイズの歌口の場合

7mmのサイズの歌口にした場合、(下のイラストの様に)音が鳴り始めから「ド」の音が正しく出ました。息を強く吹く必要もなく、音を伸ばしても音が下がることがないのでキレイな音の余韻も感じることができます。そのため、肺活量のない女性やお子さんに向いているオカリナ・セラリーナと言えます。

つづく