この歌口の大きさを変えることで、音色に大きな変化が出ないかを検証しました。

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先ず、歌口のサイズを変えて製作してみることから始めました。

ここで重要なのが試験結果が一過性のものでなく本当に同じになるかを検証することです。「たまたまそうなった。」では困りますからね。

ですから同じ条件の物を幾つも作り、そのどれもが同じ結果になるのかを検証しました。手前味噌ですが、SUELABOは品質を均一に作れる技術には自信があるため、この実験と検証が可能なんです。

その歌口のサイズですが、当時は粘土での製作時に8mmの穴を開けていました。そこで、8mmと7mmと6mmの歌口のサイズを各5個づつ製作して音色にどのような変化がでるのかを検証してみました。

 

 

ちなみに、粘土で製作した状態から乾燥に至るまでの間に穴は多少収縮をします。歌口は通常約0.5mm位収縮します。

 

つづく。