オカリナの音色をよくするための穴の加工方法として「すりばち型」形状がよいことは前回の研究レビューから分かりました。
(※加工しないのであれば穴を大きくする必要がある)
オカリナの穴の加工方法としての一つの結論は出せましたがSUELABOの研究はここで終わりではありません。もう少し掘り下げてみました。それは・・・
「すりばち型」の加工は万能なの?
ということです。
この疑問をもう少し詳しく説明します。
オカリナの穴に「すりばち型」加工を施せば(穴を大きくしなくてすむため)従来より少ない息で音色を出すことができることは判明しましたが、掘り下げてみると新しい疑問が沸きます。例えば、メリットだけでデメリットはないの? 形状に関してルールはあるの? すりばち型の形状の違いは音色に差がでるの? そこで以下の課題を設けて研究することにました。
①「すりばち型」の理想の形状とはなにか?
②「すりばち型」の形状の違いは音色に違いを生むのか?
つづく