唇の姿勢について

吹く際の『唇の姿勢』について解説します。

セラリーナを吹く際の唇の姿勢は、

①先ず吹き口を下唇の上に乗せて下さい。

②上唇は吹き口に軽く“そえる” 程度です。(くわえてはダメですよ)

やさしい息を出すには、この唇の姿勢が大切です。

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以前のブログにも記載しましたが、スエラボでは「やさしい息」で音色が出るように製作しています。それはなぜか?大きな理由が2つあります。

①息を強く吹かないといけない楽器では、曲の途中で呼吸が(間違いなく)苦しくなるからです。

②息を強く吹かないといけない楽器では、肺活量の少ない子供や女性そして年配の方には辛いからです。

 

唇の姿勢はやさしい息で演奏する上でとても大切ですので、ぜひ身に着けてほしい事です。

気を付けて頂きたいのが、初心者の方がどうしてもやりがちな楽器の吹き口を上唇と下唇で「くわえてしまう」という唇の姿勢です。
この唇の姿勢はよろしくありません。

吹き口から息を“フ~”といれてしまいがちだからです。(タンギングもしにくい唇の姿勢です)
もちろん吹けないことはないのですが・・・この吹き方ですと演奏の途中で息切れしてしまうと思います。

ぜひ、正しい唇の姿勢を身に着けて下さいね。