初心者用オカリナ、子供でも吹けるオカリナとセラリーナ(たて型)を製作する専門店です。美濃焼楽器工房のSUELABO

オカリナ製作工程

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オカリナ製造工程

親御さんが知らず知らずのうちに音程がバラバラなおもちゃを子供に手渡してしまわないように。そして、初めてオカリナを手にとる初心者の方がガッカリしないように。曲を演奏できる楽器として、そして教育の一環として通用するオカリナを制作しています。

オカリナ製造工程1~6

粘土に対し適切な分量の水と珪酸ソーダを加え攪拌機でよく混ぜます。これを泥しょうと呼び、泥のような状態の液体を石膏型に流し込むことでオカリナの原型を作ります。石膏型が泥しょうの水分を吸収して粘土の状態になったのを見計らい、石膏型から取り出し乾燥させます。こうしてオカリナの上半身と下半身を制作します。工程の詳細はスエラボのノウハウが詰まっているので企業秘密。季節や、気温、湿度により微妙に分量や時間を変えるなど気を配ります。
オカリナを鋳込んでから型から抜き取るまでの工程1~6をご覧ください

オカリナ製造工程7~10

型から抜いた後は暫く寝かせて水分を飛ばし、細工しやすい状態になるまで待ちます。そして細かな作業に入ります。音色を左右する重要な工程がいくつもあるため慎重に行います。
その後、半身同士を接着させる作業へと移りますが、ここまでの工程に時間をかけすぎてしまうと粘土の水分が飛び過ぎてしまい硬くなると同時に収縮が始まってしまいますので手際よく行います。半身同士を接着し終わったらオカリナの粘土の水分率が7割程度乾燥するまで寝かせます。
オカリナの半身同士を接着させるまでの工程7~10をご覧ください

オカリナ製造工程11~18

半身同士をドベ(粘土を水で溶いた物 接着剤になります)を使い接着させると、はみ出したドベが固まり見栄えが悪くなるため削る作業をおこないます。その後オカリナの粘土の水分がほとんどない状態まで乾燥させ、焼成前の1回目の調律を行います。基本的に焼成前と焼成後ではオカリナの音程、音階はズレますので調律の意味はありません。しかしスエラボでは焼成前と焼成後にどの程度の変化が起こるのか幾たびの試験と経験によりノウハウがあるためこの工程が重要となります。焼成前調律が終わったら、きめの細かいスポンジを使いオカリナの表面をならします。その後はオカリナの水分が完全になくなるまで乾燥させます。
焼成前に行う工程11~18をご覧ください。

オカリナ製造工程19~24

水分が完全になくなるまで乾燥させたオカリナを窯に詰めます。焼成する設定温度や時間は企業秘密。焼成が終わり、しっかりと冷めるのを待って窯出しを行います。
その後、オカリナの表面にある少しの凹凸をヤスリを使い研磨して表面をきれいにします。そして最後に調律器を使い、オカリナの調律を一つひとつ行います。
窯つめから焼成後までの工程19~24をご覧ください。

SUELABO オリジナル

一つひとつ心を込めて制作したオカリナだから、デザインも画一的な単調にならないようにスポンジを使いハンドペイントで制作しています。

SUELABO オカリナの音色

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子供や初心者のためのオカリナとセラリーナ(たて型オカリナ)
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