オカリナ製造工程
親御さんが知らず知らずのうちに音程がバラバラなおもちゃを子供に手渡してしまわないように。そして、初めてオカリナを手にとる初心者の方がガッカリしないように。曲を演奏できる楽器として、そして教育の一環として通用するオカリナを制作しています。
オカリナ製造工程11~18
半身同士をドベ(粘土を水で溶いた物 接着剤になります)を使い接着させると、はみ出したドベが固まり見栄えが悪くなるため削る作業をおこないます。その後オカリナの粘土の水分がほとんどない状態まで乾燥させ、焼成前の1回目の調律を行います。基本的に焼成前と焼成後ではオカリナの音程、音階はズレますので調律の意味はありません。しかしスエラボでは焼成前と焼成後にどの程度の変化が起こるのか幾たびの試験と経験によりノウハウがあるためこの工程が重要となります。焼成前調律が終わったら、きめの細かいスポンジを使いオカリナの表面をならします。その後はオカリナの水分が完全になくなるまで乾燥させます。
焼成前に行う工程11~18をご覧ください。